劉一明Liu Yiming
生涯
劉一明、号は悟元子、山西曲沃の人。清代全真龍門派第十一代で、著名な内丹理論家である。青年期に病のために道を訪ね、龕谷老人・仙留丈人に相次いで師事し、後に甘粛楡中の棲雲山(興隆山)に四十年にわたり長く住し、修道・著述・修廟・施医を行った。彼は丹経を遍く注し、『周易闡真』『参同契直指』『悟真直指』『修真九要』『西遊原旨』『象言破疑』『通関文』など三十余種を撰し、あわせて『道書十二種』とした。明晰で体系的な仕方で内丹の「性命」「先天後天」「順逆」などの概念を解説し、「先性後命」「性命双修」を主張し、房中・焼煉・形躯への執着などの傍門に反対した。清代内丹学において最も完備した理論家の一人と称される。その著作は民国以降、陳攖寧らによって推重され、今日でも丹を学ぶ者の必読書となっている。
業績と影響
- 『道書十二種』を撰し、丹経を体系的かつ明快に注釈した
- 『西遊原旨』などをもって小説をもって丹を説き、丹道の伝播を広めた
- 甘粛興隆山に龍門の道場を建て、医を行い世を済った
著作
参考文献
- 《道书十二种》
- 卿希泰主编《中国道教史》第四卷
- 维基百科"刘一明"条目
- Fabrizio Pregadio, Cultivating the Tao (Liu Yiming 译注)