羅浮山Mount Luofu
- 種類
- 道教の名山
- 所在地
- 中国 · 広東 · 恵州博羅 · 博羅県長寧鎮、主峰飛雲頂は海抜1296メートル
- 座標
- 23.28, 114.04 地図 ↗
- 流派
- 全真教, 正一教
- 創建
- 東晋(葛洪が隠居し丹を練った) · 十大洞天第七「朱明耀真洞天」、七十二福地のうち泉源福地。東晋、葛洪が都虚・孤青・白鶴・酥醪の四庵を建てた
- 文化財指定
- 冲虚古観 全国重点文物保護単位(2013)国家級風景名勝区(1988)
概説
羅浮山は「嶺南第一山」と号され、道教十大洞天の第七「朱明耀真洞天」であり、あわせて七十二福地にも列せられる。東晋の咸和年間、葛洪は妻の鮑姑を伴って南下し羅浮に至り、隠棲して丹を煉り著述に励み、都虚(後の沖虚観)、孤青、白鶴、酥醪の四庵を建て、晩年をここで終えた。羅浮山はここに嶺南道教の祖庭となった。唐宋以来、軒轅集、白玉蟾など高道もまたこの山に駐まり、蘇軾が恵州に左遷された際には「羅浮山下四時春」の名句を残した。山中の主な宮観には沖虚古観(葛洪が丹を煉った場所で、今は広東省道教協会の所在地)、黄龍観、酥醪観、九天観、白鶴観などがあり、ほかに洗薬池、稚川丹竈、飛来石などの遺跡がある。羅浮山中は薬草資源が豊富であり、葛洪『肘後備急方』に記される青蒿による瘧治療は、この地での薬草採取と関係がある。
見どころ
- 沖虚古観
- 稚川丹竈
- 洗薬池
- 黄龍観
- 酥醪観
- 飛雲頂