クリストファー・スキッパー(施舟人)Kristofer Schipper
- 字・道号
- Kristofer Marinus Schipper, クリストファー・スキッパー(施博爾), 道号鼎清
- 時代
- 現代
- 生没年
- 1934 — 2021
- 流派
- 正一教
- 役割
- 漢学者道教学者受籙道士
- 出身地
- スウェーデン、ストックホルム(オランダ国籍)
生涯
施舟人(クリストフェル・スキッパー)、オランダの漢学者、二十世紀後半における国際道教研究の最重要な学者。カルテンマルクに師事し、1962年から1970年まで台湾台南でフィールドワークに従事し、台南の正一派道長(陳栄盛など)から科儀を学び、1966年受籙して道士となり、内部から道教科儀を研究した最初の西洋人学者である。フランスに戻った後は高等研究実習院教授を務め、1979年に欧州科学財団の「道蔵研究計画」を発起・主宰し、二十余年にわたって続けられ、傅飛嵐と共編で『道蔵通考』(The Taoist Canon: A Historical Companion to the Daozang、2004年)を刊行、『道蔵』全経書に解題と年代を付し、道蔵学の画期的業績となった。著書に『道体論』(Le corps taoïste、1982年、英訳 The Taoist Body)があり、道教の身体観と科儀を論じた。晩年はオランダのライデン大学教授を務め、2001年以降は中国福州に定住し、西観蔵書楼を創設、福州大学教授を務め、2021年アムステルダムで逝去した。
業績と影響
- 『道蔵』研究計画を主宰し、『道蔵通考』を共編した
- 受籙道士として内部から道教科儀を研究し、フィールド道教学を開拓した
- 『道体論』を著し、道教の身体観を論じた
- 多くのヨーロッパの道教学者を育成し、中西道教研究の交流を推進した
著作
- The Taoist Canon(道蔵通考、傅飛嵐との共編)
- The Taoist Body(道体論)
- Concordance du Tao-tsang
- L'empereur Wou des Han dans la légende taoïste
参考文献
- Wikipedia: Kristofer Schipper
- 维基百科"施舟人"条目
- The Taoist Canon 前言
- Journal of Daoist Studies 讣告