『七真年譜』Chronological Biographies of the Seven Perfected
- 著者・伝授
- 李道謙
- 時代
- 元 · 元の李道謙編、至元辛卯(1291年)前後に成立。一巻、王重陽及び全真七真の事跡を編年で記す。
- 道蔵の部類
- 洞真部記伝類
- 収録
- 正統道蔵 洞真部記伝類
- 分類
- 仙伝
- 巻数
- 一巻
解題
『七真年譜』一巻は編年体により、王重陽と馬鈺・譚処端・劉処玄・丘処機・王処一・郝大通・孫不二の七真の生没、出家、伝道、建観、受詔などの事跡を逐年記す。宋の徽宗の政和二年(1112年)の王重陽誕生の年に始まり、元初に七真が相次いで羽化するまでを記す。『金蓮正宗記』『仙源像伝』の伝賛体とは異なり、この年譜は史家の年表の手法を採り、紀年が明確で、多くの箇所に典拠となった碑記・語録を注記しているため、全真早期の史実の年代考訂において最も実用的である:王重陽の甘河遇仙、終南活死人墓、寧海全真庵の建立、丘処機の雪山応召など重要な節目の年代は、学界の多くがこの年譜を基準とし、さらに『甘水仙源録』所収の碑文と互いに校合している。編者の李道謙は同時に『甘水仙源録』『終南山祖庭仙真内伝』も編んでおり、三書は元代全真教史文献の核心をなす。
中心思想
- 編年体の全真教史
- 紀年が明確で典拠を注記
- 王重陽から七真に至る重要な年代
- 碑銘と互いに校合する基準となるテキスト
- 李道謙による全真三書の一つ
構成
一巻、年順に編次し、間に小注を附す。
版本
- 正統道蔵本
- 『中華道蔵』本
原文とオンライン資料
関連経典
『甘水仙源録』, 『金蓮正宗記』, 『終南山祖庭仙真内伝』関連人物
王重陽, 馬鈺, 譚処端, 劉処玄, 丘処機, 王処一, 郝大通, 孫不二参考文献
- 任继愈主编《道藏提要》
- 陈垣《南宋初河北新道教考》
- Schipper & Verellen, The Taoist Canon, 2004
- 郑素春《全真教与大蒙古国帝室》