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郝大通Hao Datong

字・道号
名は璘、字は太古, 号は恬然子・広寧子, 広寧通玄太古真人
時代
生没年
1140 — 1212
流派
全真教, 全真華山派
役割
全真七子華山派祖師易学者
出身地
寧海(現在の山東牟平)
活動地
崑崳山

生涯

郝大通は山東寧海の人、全真七子の一人であり、もと卜筮と『易』学に精通していたが、1168年に王重陽に師事した。師の没後、沃州(今の河北趙県)の橋の下で六年間静坐し、語らず動かなかったため「不語先生」と呼ばれた。のちに真定、邢州一帯に赴いて布教し、道観を創立した。彼は『易』学をもって内丹を闡釈し、『太古集』を著した。そのうち三十余幅の「太古図」は卦象をもって修煉の理を説明しており、全真教の中でも最も易学象数を重視する一支である。伝えられた一系は「華山派」と称され、弟子の范円曦、王志謹らは元代の河北、山東において相当の勢力を有した。元の至元六年に「広寧通玄太古真人」を追封された。

業績と影響

  • 全真七子の一人として華山派を創始した
  • 『易』の象数をもって内丹を説き、太古図を作成した
  • 河北における布教の拠点を開いた

著作

  • 『太古集』
  • 『周易参同契簡要釈義』(一説)

伝説

「沃州の橋下にて六年語らず」の逸話が全真の伝記に見えるが、伝説的な色彩を帯びる。

参考文献
  1. 《金莲正宗记》(道藏)
  2. 卿希泰主编《中国道教史》第三卷
  3. 维基百科"郝大通"条目