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『道蔵輯要』Essentials of the Daoist Canon

別称
蒋本道蔵輯要
著者・伝授
蒋元庭(蒋予蒲、1755—1819), 一説に彭定求が初めて輯すという
時代
清 · 一説には清の康熙年間に彭定求が初めて輯めたとされるが、通行する説では嘉慶年間に蔣元庭(蔣予蒲)が編定し、明道蔵に収められていない道書七十九種を増補し、あわせて『道蔵輯要総目』を撰したとする。二十八宿によって集を分けている。
道蔵の部類
清代道書叢刊
収録
清刊叢書(蔵外)
分類
道蔵叢書
巻数
二十八宿をもって集を分かち、およそ二百余種

解題

『道蔵輯要』は清代最も重要な道書叢刊である。その編纂については二説がある。一つは康熙年間に彭定求が初めて輯めたとする説であり、もう一つは嘉慶年間に北京の覚源壇(全真龍門派と扶乩の伝統が交わる道壇)の蔣元庭が主宰して編定したとする説である。蔣本は明の『道蔵』から要を択んで二百種を選録し、さらに明蔵に収められていない清代新出の道書七十九種を増補し、あわせて『道蔵輯要総目』を撰した。全書は二十八宿(角・亢・氐・房……)によって集を分けている。その取捨の基準は実用と流通を重視しており、内丹の著作(『呂祖全書』『伍柳仙宗』関連など)、勧善書、科儀、扶乩降筆の作がかなりの比重を占め、経系を主とする明『道蔵』の構成とは大きく異なる。これはまさに清代道教が内丹の修持と善書による教化を重んじた実情を反映している。この書は清末民初にきわめて広く流通し、多くの学者と修道者が道教文献に接する最初の経路であった。後に成都二仙庵によって重刊され、いっそう完備したものとなった。

中心思想

  • 清代最も重要な道書叢刊
  • 明蔵から二百種を択び、清代の新書七十九種を増補
  • 二十八宿によって集を分けて編次
  • 内丹・勧善・科儀・扶乩の作を重視
  • 清代道教の実際の重心を反映

構成

二十八宿によって集を分け、各集に若干種を収める。

版本

  • 清嘉慶蔣元庭刊本
  • 光緒成都二仙庵『重刊道蔵輯要』
  • 1986年巴蜀書社影印本

注疏

  • Monica Espositoによる『道蔵輯要』に関する一連の研究

原文とオンライン資料

関連経典

重刊道蔵輯要, 正統道蔵, 『呂祖全書』

関連人物

彭定求, 閔一得
参考文献
  1. 维基百科「道藏辑要」条
  2. Monica Esposito, Creative Daoism / The Daozang Jiyao Project
  3. 陳国符『道蔵源流考』
  4. 任继愈主编《道藏提要》