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永楽宮Yongle Palace (Palace of Eternal Joy)

種類
宮観
所在地
中国 · 山西 · 運城芮城 · 芮城県城の北、龍泉村の東側(1959年から1965年にかけて永楽鎮より全体移築)
座標
34.71, 110.689 地図
流派
全真教
創建
元中統三年(1262)前後に主要部分が完成 · 唐代の呂公祠 → 金末の道観 → 元の定宗二年(1247)に勅により大純陽万寿宮に格上げ、至元・泰定年間に壁画完成(1325年前後)
文化財指定
全国重点文物保護単位(1961)

概説

永楽宮はもと大純陽万寿宮といい、呂洞賓を記念してその伝説上の故郷である永楽鎮に建てられたもので、北京の白雲観、陝西の重陽宮とあわせて全真三大祖庭と称される。元の定宗の時に勅建され、丘処機の弟子宋徳方、潘徳沖が主宰し、中統三年(1262)に主要な殿宇が建成し、泰定二年(1325)に壁画が完成した。現存する龍虎殿(無極門)、三清殿、純陽殿、重陽殿は中軸線に沿って配され、元代官式木造建築群の典型である。四殿の壁画は総面積約1005平方メートルに及ぶ。三清殿の『朝元図』は286尊の神祇が元始天尊に朝謁する様を描き、人物の高さは2メートルを超え、中国に現存する最大かつ最も精緻な元代道教壁画である。純陽殿の『純陽帝君神遊顕化図』52幅、重陽殿の『重陽祖師画伝』49幅は、連環画(絵物語)の形式で呂洞賓、王重陽の生涯を表す。1959年から1965年にかけて三門峡ダム工事のため、建物全体が現在地に移築され、壁画も剥ぎ取って復元され、文化財移築の典型例となった。1961年、第一次全国重点文物保護単位に指定された。

見どころ

  • 三清殿『朝元図』
  • 純陽殿の呂祖神遊図
  • 重陽殿
  • 元代木造建築
  • 建物全体の移築工事

関連人物

呂洞賓, 王重陽, 宋徳方