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張万福Zhang Wanfu

字・道号
張清都
時代
生没年
? — ?
流派
正一教
役割
科儀大師戒律学者
出身地
不詳

生涯

張万福は唐の玄宗開元年間、長安太清観の道士で「三洞法師」と称された。生没年不詳。彼は経戒法籙を伝授する儀式を体系的に整理し、『伝授三洞経戒法籙略説』『三洞法服科戒文』『洞玄霊宝道士受三洞経誡法籙択日暦』『醮三洞真文五法正一盟威籙立成儀』『洞玄霊宝三師名諱形状居観方所文』など多種の科儀・戒律に関する著作を撰した。これらは唐初における正一・霊宝・上清など各段階の法籙の伝度次第と儀範を詳細に記録しており、唐代道教の授籙制度・法服制度および斎醮儀式を研究する上で最も重要な一次資料の一つである。彼はまた金仙・玉真二公主の入道伝度に際して記を撰したことがあり、開元宮廷道教科儀における彼の地位をうかがうことができる。

業績と影響

  • 三洞経戒法籙伝授儀を体系的に整理し、唐代の科儀・授籙制度の主要な記録者となった
  • 『三洞法服科戒文』を撰し、道士の法服制度を規範化した

著作

  • 伝授三洞経戒法籙略説
  • 三洞法服科戒文
  • 洞玄霊宝道士受三洞経誡法籙択日暦
  • 醮三洞真文五法正一盟威籙立成儀
  • 洞玄霊宝三師名諱形状居観方所文
参考文献
  1. 《正统道藏》所收张万福诸书
  2. 卿希泰主编《中国道教史》第二卷
  3. Charles D. Benn, *The Cavern-Mystery Transmission*