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『太清金液神丹経』Scripture of the Divine Elixir of Liquefied Gold of Great Clarity

別称
『金液神丹経』, 『太清金液神丹経』
著者・伝授
佚名(旧題は陰長生撰序)
時代
漢魏—晋 · 中核をなす経文は漢魏の古経(『抱朴子』が称する『金液経』)であり、現行本は三巻。巻下の海外諸国に関する記述は晋代以後の増補である。
道蔵の部類
洞神部衆術類
収録
正統道蔵 洞神部衆術類
分類
丹経
巻数
三巻

解題

『太清金液神丹経』は「太清」外丹経系に属し、『九鼎神丹経』『太清丹経』とともに葛洪が称する金丹三大経典をなす。巻上には陰長生の序と題し、金液還丹の法とその神効を述べる。巻中には金液神丹の合成の手順、薬物、鼎器、祭祀と服法を詳しく記し、これを服せば白昼のうちに昇天しうると説く。巻下には扶南、林邑、大秦など海外三十余国の方位と物産を記しており、六朝期における対外交通地理の貴重な資料である。この経は、鉱物性の金丹を仙道の極みとする漢魏「太清」の伝統的立場を代表するものであり、プレガディオはこれを初期外丹の中核をなす文献の一つとみなしている。

中心思想

  • 金液還丹を仙道の極みとする
  • 合丹の手順と祭祀・禁忌
  • 海外諸国志

構成

三巻。序と総論、丹法、海外諸国。

版本

  • 正統道蔵本
  • 『中華道蔵』第18冊

訳本

  • Fabrizio Pregadio, Great Clarity (2006) 研究

原文とオンライン資料

関連経典

『黄帝九鼎神丹経訣』, 抱朴子内篇

関連人物

陰長生, 葛洪
参考文献
  1. Fabrizio Pregadio, Great Clarity, 2006
  2. 任继愈主编《道藏提要》
  3. 陈国符《道藏源流续考》