鹿邑太清宮唐道徳経注碑Tang Imperial Daodejing Commentary Stele, Luyi
- 種類
- 碑刻
- 所在地
- 中国 · 河南 · 周口鹿邑 · 太清宮鎮太清宮、太極殿前の神道東側
- 創建
- 唐天宝元年(742) · 通説では天宝元年とされるが、開元二十三年(735年)とする説もある。碑文は玄宗御注『道徳経』であり、書丹者は未詳
- 文化財指定
- 第五次全国重点文物保護単位(2001、鹿邑太清宮遺址)
概説
鹿邑太清宮唐道徳経注碑は唐の玄宗御注『道徳経』を刻んでおり、太清宮に現存する最古の帝王御碑である。建碑の年代は、通説では天宝元年(742年)とされるが、開元二十三年(735年)とする説もあり、両説を併記すべきである。碑高3.7メートル、幅1.2メートル、厚さ0.36メートル、碑首は半円形で、四面に刻字があり、正面・背面それぞれ二十二行、満行五十一字、隷書で刻まれている。左右両側には歴代文人の題詠があり、唐宋以降の太清宮の地位の変遷を研究する上での連続的な資料である。鹿邑太清宮は後漢の延熹八年(165年)に創建され、唐代には老子が李唐王朝の始祖として追認され、太清宮は太廟の規格にまで格上げされた。この碑は唐室が道を崇めた直接的な証であり、易県・邢台の両経幢と同じく、開元・天宝年間に玄宗が推進した『道徳経』刻石の政令の系列に属する。碑は鹿邑太清宮遺跡に属し、2001年6月25日に第五次全国重点文物保護単位に指定された(登録番号5-0078-1-078)。母体となる宮観については「鹿邑太清宮」の項を参照。
見どころ
- 太清宮に現存する最古の帝王御碑
- 四面に玄宗御注『道徳経』を隷書で刻む
- 両側に歴代文人の題詠
- 唐室が老子を始祖と尊んだ実物の証