通善壇Tung Sen Tan
- 種類
- 宮観
- 所在地
- 中国香港 · 香港 · 香港島中環 · 威霊頓街75〜77号二階および三階
- 座標
- 22.283, 114.1547 地図 ↗
- 流派
- 香港・澳門道壇体系, 全真教
- 創建
- 1938年 · 1920〜50年代の香港全真派道堂創設の潮流の一つに属する。龍門支派に明確に属するかどうかは確証が見当たらない。
概説
通善壇は1938年、香港島中環に創立され、全真派呂祖信仰の系統に属し、二十世紀二十年代から五十年代にかけての香港における全真教堂創設の潮流の一員である。壇址は威霊頓街の階上に設けられ、内部には祖師殿・観音殿・玉皇殿があり、先人の位牌と長生禄位も祀られている。壇の運営は経懺を根本とし、朔望と各神の誕辰に誦経を行い、新年には攢杯礼斗を、清明と盂蘭には超幽の法事を行い、その収入は慈善事業に充てられる。1957年7月、通善壇は「港九道教総会」の結成を発起した七つの道堂の一つであった(この計画は実現せず、1961年になって香港道教聯合会が成立した)。現在は教育・青少年・高齢者向けサービスや社会的企業も兼営している。このような市街の商住ビルの階上に設けられた「楼上道壇」は、戦後香港における道教の都市空間での典型的な存在形態である。
見どころ
- 祖師殿と玉皇殿
- 新年の攢杯礼斗
- 1957年七つの発起道堂の一つ
- 楼上道壇の形態