蓬莱閬苑(大埔呂祖廟)Pung Loi Long Yuen, Tai Po
- 種類
- 宮観
- 所在地
- 中国香港 · 香港 · 新界大埔 · 大埔碗窰郷半山洲村
- 座標
- 22.4317, 114.1704 地図 ↗
- 流派
- 香港・澳門道壇体系
- 創建
- 1960年代中頃 · 「二姑」と呼ばれる女性道長によって創建され、当初は深水埗に壇を設け、後に大埔の半山洲へ移転した。
概説
蓬莱閬苑は新界大埔碗窰郷の半山洲村に位置し、呂祖を主祀し、地元では呂祖廟と俗称される。1960年代半ば、「二姑」と呼ばれる女性道長によって創建され、当初は深水埗に壇を設け、後に大埔の山中にある現在地に移転した。観宇は山に沿って建てられ、規模は大きくないが、戦後香港の小型道壇が市街から新界の山林へと移転していった典型的な軌跡を保存しており、また女性が道壇を主宰した実例でもある――香港戦後の道堂には、斎姑や女性道長によって創建されたものが少なくなく、その組織と伝承の在り方は民間宗教研究において重視されている。本観には文化財等級評定の記録はない。混同しやすい点として、本観と九龍塘省善真堂の前身「蓬瀛閣」、粉嶺の「蓬瀛仙館」とは名称が似ているが、三者は互いに隷属関係になく、別々に記録されるべきである。
見どころ
- 女性道長「二姑」による創建
- 市街から新界山林への移転
- 小型道壇の形態