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峨眉山(道教遺跡、付録)Mount Emei (Daoist heritage, appendix)

種類
道教の名山
所在地
中国 · 四川 · 楽山峨眉山 · 峨眉山市の西南、主峰万仏頂の標高は3099メートル
座標
29.52, 103.33 地図
流派
全真教
創建
漢魏 · 唐以前は道教が主であった。「三十六小洞天」の第七「虚陵洞天」。宋以降しだいに仏教の普賢道場となった
文化財指定
世界文化・自然複合遺産 峨眉山—楽山大仏(1996)

概説

峨眉山は現在では仏教四大名山の一つであるが、漢魏から唐代にかけては道教が盛んであった。『抱朴子』は峨眉を神丹を合わせるにふさわしい山として挙げ、道教では峨眉を三十六小洞天の第七「虚陵洞天」とした。伝説では軒轅黄帝がかつて峨眉に至り天皇真人に道を問うたといい、晋代の乾明観、唐代の中峰寺なども元来は道観であった。宋代以降、普賢信仰が興隆すると、山中の道観の多くは仏寺に改められ、明清期にはほぼ仏教化した。純陽殿(もとの名は呂仙祠)などになお道教の遺名が残り、山麓の九老洞は呂祖が修道した地と伝えられる。峨眉の武術にも「峨眉派」の伝説と道教との関わりが語られる。1996年、峨眉山・楽山大仏は世界文化・自然複合遺産に登録された。この条は付録として仏道の消長を示すために立てた。

見どころ

  • 九老洞
  • 純陽殿
  • 乾明観の遺跡
  • 虚陵洞天

関連人物

葛洪, 呂洞賓

関連経典

抱朴子内篇