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寧全真Ning Quanzhen

字・道号
名は本立, 字は道立, 号は全真、通妙, 洞微高士の号を賜る
時代
南宋
生没年
1101 — 1181
流派
霊宝派, 東華派
役割
科儀大師東華派宗師
出身地
開封
活動地
天台山

生涯

寧全真は名を本立、字を道立といい、河南開封の人。南宋における霊宝東華派の実質的な創立者である。若くして兵乱のために南方の紹興へ渡り、王古の弟子である田霊虚(田思真)に師事し、「東華霊宝」の一脈を伝承した。のちにはさらに元符宮の王古から秘伝を受けた。寧全真は霊宝斎醮の科法に精通し、とりわけ黄籙斎を得意とし、門弟は多数にのぼった。その教法は弟子の王契真・林霊真らによって整理され、『上清霊宝大法』『霊宝領教済度金書』の二大体系が形成された。淳熙年間、臨安に召され「洞微高士」の号を賜った。東華派は彼を「東華上相」として尊崇し、天心正法・清微・神霄とともに南宋の新道法に数えられる。彼は内丹修煉と霊宝科儀を結合させ、「斎法の要は行持者の内煉にあり」と説き、霊宝斎法が内向化する過程における鍵となる人物であった。

業績と影響

  • 霊宝東華派を創立し、南宋の霊宝斎法を再編した
  • 内丹の功夫をもって斎醮科儀を貫いた
  • 王契真・林霊真らを育て、『上清霊宝大法』『済度金書』の体系を形成させた

著作

  • 『上清霊宝大法』(王契真編、寧氏の学を述べる)
  • 『霊宝領教済度金書』(寧全真の授、林霊真の編と題す)
参考文献
  1. 《道藏》所收《上清灵宝大法》《灵宝领教济度金书》
  2. 卿希泰主编《中国道教史》第三卷
  3. Livia Kohn ed., Daoism Handbook, ch. Southern Song Ritual