劉淵然Liu Yuanran
- 字・道号
- 号は体玄子, 長春真人(明の封号), 沖虚至道玄妙無為光範演教荘静普済長春真人
- 時代
- 元末明初
- 生没年
- 1351 — 1432
- 流派
- 清微派, 浄明道
- 役割
- 道教指導者清微浄明の伝人
- 出身地
- 贛県(今の江西贛州)
生涯
劉淵然、江西贛県の人。趙宜真の弟子で、明初における最も重要な道士の一人。洪武二十六年(1393)、召に応じて上京し、太祖の信任を得て「高道」の号を賜り、朝天宮を主宰した。永楽年間、権貴の怒りを買って雲南に左遷され、昆明で十年にわたり布教し、浄明道と清微の法を雲南に伝え、これにより雲南の道教は興隆した。仁宗の即位に伴い召還され、「長春真人」に加封されて天下の道教事を領し、宣徳年間には「大真人」に進封されて龍虎山天師と同格となり、明代において天師と並び立った数少ない道士であった。宣徳七年(1432)に南京で没した。弟子の邵以正は『道蔵』の続修を行った。雲南の龍泉観などの宮観では今なお彼を祖師として奉じている。
業績と影響
- 明初の朝廷における道教の指導者となり、天師に比する地位を得た
- 雲南で布教し、滇中(雲南)道教の隆盛を開いた
- 邵以正らの弟子を育て、『正統道蔵』の編纂に影響を与えた
著作
- 済急仙方(一説)
- 霊宝浄明黄素書
- 長春劉真人語録(弟子輯)
参考文献
- 《明史·方伎传》
- 卿希泰主编《中国道教史》第三卷
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