中国道教史(任継愈主編)History of Chinese Daoism (ed. Ren Jiyu)
- 著者・伝授
- 任継愈
- 時代
- 現代 · 任継愈主編、上海人民出版社より1990年初版(一巻本)。増訂本は中国社会科学出版社より2001年出版、上下二冊。
- 道蔵の部類
- 工具書
- 収録
- 現代の著作
- 分類
- 工具書
- 巻数
- 1冊(増訂本上下2冊)
解題
任継愈主編『中国道教史』は1990年に上海人民出版社より出版された、改革開放後の中国大陸において最初の通貫的な道教通史であり、中国社会科学院世界宗教研究所と複数の大学の研究者が協力して執筆した。全書は歴史の順序に従い道教の淵源、創立、発展と変遷を叙述する。すなわち先秦の道家と方仙道、漢代の太平道と五斗米道から、魏晋の上清・霊宝、南北朝の寇謙之・陸修静の改革、隋唐の国教化、宋元の新道派の興隆を経て、明清の衰退と近代における転換に至るまでを扱い、道教と政治、仏教、民間信仰との関係にも注意を払う。本書は分量が適度で脈絡が明晰であり、長らく大学の教材および研究入門書として用いられてきた。2001年の増訂本は大量の新資料と研究成果を補い、上下二冊に分かれる。任継愈は同時に『道蔵提要』を主編しており、一つの通史と一つの目録として、1990年代の中国道教研究の基盤を構成し、学科の制度化に深い影響を与えた。
中心思想
- 改革開放後、大陸で最初の道教通史
- 脈絡が明晰で分量が適度であり、教材に適する
- 道教と政治、仏教、民間信仰との関係に注意を払う
- 2001年増訂本が新資料を補う
- 『道蔵提要』とともに研究の基盤を構成する
構成
王朝の順序に従って章を編す。増訂本は上下二冊に分かれる。
版本
- 上海人民出版社、1990年版
- 中国社会科学出版社、2001年増訂本(上下冊)
原文とオンライン資料
関連経典
中国道教史(卿希泰主編), 道蔵提要, 中国道教思想史関連人物
任継愈, 王卡, 朱越利参考文献
- 任继愈主编《中国道教史》,上海人民出版社,1990/中国社会科学出版社,2001
- 中国社会科学院世界宗教研究所介绍
- 《世界宗教研究》相关书评
- 维基百科「任继愈」条