中国道教思想史History of Chinese Daoist Thought
- 著者・伝授
- 卿希泰, 詹石窗
- 時代
- 現代 · 卿希泰主編、詹石窗副主編、人民出版社より2009年出版、全四巻、約250万字。国家社会科学基金重点プロジェクトの成果。
- 道蔵の部類
- 工具書
- 収録
- 現代の著作
- 分類
- 工具書
- 巻数
- 4巻
解題
『中国道教思想史』全四巻は卿希泰が主編、詹石窗が副主編を務め、人民出版社より2009年に出版された、『中国道教史』に続くもう一つの集団による大型専門史である。教団、制度、事件に重点を置く通史とは異なり、本書は道教思想の内在的な発展を専門に整理する。すなわち道論と宇宙生成論、性命と形神の関係、重玄学と心性論、内丹の性命双修理論、倫理と承負・報応観、政治思想と治国理念、生態と生命哲学などを、歴史の段階ごとに巻を分けて論じ、儒教・仏教思想との相互作用にも注意を払う。全書は道蔵の原典を大量に引用するとともに、現代の哲学・宗教学の分析方法を取り入れ、唐代の重玄学、宋元の内丹心性論、明清の三教融合など重要な局面についてとりわけ多くの筆を費やしている。本書は四川大学道教・宗教文化研究所が道教思想研究において長年蓄積してきた成果を代表するものであり、『中国道教史』とあわせて読めば、中国学界による道教の歴史と思想への体系的な解釈を完全に把握できる。
中心思想
- 道教思想の内在的な発展を専門に整理する
- 道論、性命、重玄、内丹心性、倫理などの主題
- 全四巻約二百五十万字
- 儒教・仏教思想との相互作用に注意を払う
- 『中国道教史』と表裏をなす
構成
全4巻。歴史の段階ごとに巻を分けて思想的主題を論じる。
版本
- 人民出版社、2009年版(全4巻)
原文とオンライン資料
関連経典
中国道教史(卿希泰主編), 中国道教史(任継愈主編), 道教義枢関連人物
卿希泰, 詹石窗参考文献
- 卿希泰主编《中国道教思想史》,人民出版社,2009
- 四川大学道教与宗教文化研究所介绍
- 《世界宗教研究》《宗教学研究》相关书评
- 维基百科「卿希泰」条