Early Daoist ScripturesEarly Daoist Scriptures
- 著者・伝授
- ステファン・ボーケンカンプ
- 時代
- 現代 · スティーヴン・R・ボーケンキャンプ(Stephen R. Bokenkamp、柏夷)著。ピーター・ニッカーソン(Peter Nickerson)がそのうちの一章を執筆。University of California Press、1997年刊。Taoist Classicsシリーズの第一冊。
- 道蔵の部類
- 工具書
- 収録
- 現代の著作
- 分類
- 工具書
- 巻数
- 1冊
解題
Early Daoist Scriptures は初期道教文献の英訳と研究における画期的著作である。ボーケンキャンプ(Bokenkamp)は六朝道教の重要経典を精選し、全文あるいは大幅な部分訳を行い、詳細な注釈と導論を付した。収録内容には『老子想爾注』(Xiang'er Commentary)、『太上洞淵神呪経』の一部、『真誥』からの抜粋、上清経系の文献、『元始無量度人上品妙経』(Scripture of Salvation)、および天師道の章文(ニッカーソン(Nickerson)が担当)などが含まれる。各篇にはいずれも長大な導言が付され、テクストの年代、宗教的背景、術語体系、研究上の論争を説明しており、訳文は厳密でありながら読みやすい。本書は英語読者が初めて初期道教の核心的テクストに直接触れることを可能にし、六朝道教研究を大きく推進した。霊宝経と仏教の影響関係、上清経の降授の語り、天師道のコミュニティ倫理などをめぐる議論は、今日なお研究の出発点となっている。ボーケンキャンプにはほかに Ancestors and Anxiety(2007)があり、道教と輪廻観念の受容を論じ、同じく同分野における重要な著作である。
中心思想
- 初期道教の重要経典の英訳と研究
- 『想爾注』『度人経』『真誥』などを収める
- 各篇の長大な導言がテクストの年代と背景を説明する
- 英語圏における六朝道教研究を推進した
- 霊宝経と仏教の関係を論じる
構成
篇ごとに、導論・原典の英訳・詳注から成る。
版本
- University of California Press, 1997 (Taoist Classics 1)
原文とオンライン資料
関連経典
『老子想爾注』, 元始無量度人上品妙経, 真誥, Celestial Masters: History and Ritual in Early Daoist Communities関連人物
ステファン・ボーケンカンプ参考文献
- Stephen R. Bokenkamp, Early Daoist Scriptures, University of California Press, 1997
- University of California Press 官方书目
- Journal of Chinese Religions 书评
- 维基百科「Stephen Bokenkamp」条