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大丹直指Direct Pointers to the Great Elixir

別称
『邱祖大丹直指』, 『長春真人大丹直指』
著者・伝授
丘処機
時代
金元(一説に明清の仮託) · 丘処機(1148–1227)の撰と題する。正統道蔵本は二巻であり、学者の中には後人の仮託あるいは元人による整理かと疑う者もいる。
道蔵の部類
洞真部方法類
収録
正統道蔵 洞真部方法類
分類
丹経
巻数
二巻

解題

『大丹直指』は全真龍門派祖師の丘処機の撰と題する、全真北宗の内丹実修における重要な文献である。書中では図と文を併せ用いる方式によって「九転」の内丹の法を説明する。すなわち龍虎交媾を初関とし、周天火候・肘後飛金晶・玉液還丹・金液還丹を中関とし、五気朝元・三花聚頂・内観交換・超脱分形を上関とし、「金液煉形」「三田返復図」などを附し、あわせて「三関」「三田」「三車」と陰神出殻・陽神出現の験を論じ、煉精化気・煉気化神・煉神還虚を明確な次第として示す。文字は率直であり操作性が高いため、「直指」と名づけられた。丘処機自らの撰であるか否かは学界に議論があるが、明清の龍門丹法においてその地位が揺るがないことは疑いない。

中心思想

  • 九転の次第:龍虎交媾、周天、還丹、朝元、超脱
  • 三関・三田と河車
  • 煉精化気、煉気化神、煉神還虚
  • 図と口訣を併せ挙げた実修の指南

構成

二巻九節、図を附す。

版本

  • 正統道蔵本
  • 『道蔵輯要』本

原文とオンライン資料

関連経典

磻渓集, 重陽立教十五論, 『龍門心法』

関連人物

丘処機, 王重陽
参考文献
  1. 任继愈主编《道藏提要》
  2. 胡孚琛主编《中华道教大辞典》