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永楽宮三清殿壁画『朝元図』Chaoyuan Tu Mural, Sanqing Hall, Yongle Gong

種類
碑刻
所在地
中国 · 山西 · 運城芮城 · 古魏鎮龍泉村の東側、永楽宮三清殿
座標
34.7219, 110.6875 地図
流派
全真教, 全真龍門派
創建
元泰定二年(1325) · 画師については二説がある。三清殿の題記には「河南府洛京勾山馬君祥長男馬七」とあり、学界では一般に三清殿を馬君祥父子の一系とし、純陽殿を朱好古の門人・張遵礼ら(至正十八年、1358)に帰する
文化財指定
第一批全国重点文物保護単位(1961)世界文化遺産暫定リスト(1998)

概説

『朝元図』は永楽宮三清殿の四壁に描かれており、元の泰定二年(1325)に成り、諸神が元始天尊に朝謁する盛大な行列を描いた、中国に現存する規模最大かつ題材が最も豊富な元代壁画であり、画風は呉道子『五聖朝元』の系統を継承している。画面は高さ4.26メートル、長さ94.68メートルで、面積については429.56平方メートルと403.34平方メートルの二つの数字が並存している。人物は290尊(別説には286尊)で、主要な神像は身の丈2メートルを超え、冠冕衣飾、儀仗法器がひとつひとつ明瞭に描かれ、図像化された道教神譜を構成している。画師の帰属には二説あり、一つは朱好古画坊とし、もう一つは三清殿の題記にある「河南府洛京勾山馬君祥長男馬七」に基づき馬君祥父子とする。学界では一般に三清殿は馬君祥の一系に属し、純陽殿は朱好古の門人・張遵礼ら(1358年)に属するとされ、両者を混同すべきではない。永楽宮は1247年から1358年にかけて建立され、現存する壁画の総面積は1005.68平方メートルで、四つの大殿に分布する。三門峡ダム工事のため、1958年から1966年にかけて全体が現在地へ移築された。1961年に第一批全国重点文物保護単位に指定された。母体となる宮観については「永楽宮」の項目も参照。

見どころ

  • 中国に現存する規模最大の元代壁画
  • 高さ4.26メートル、長さ94.68メートル、人物は約300尊
  • 呉道子『五聖朝元』の系統を継承
  • 1958~1966年に全体移築