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澎湖天后宮Penghu Tianhou Temple

種類
宮観
所在地
中国台湾 · 台湾 · 澎湖県馬公市 · 中央里正義街1号
座標
23.5648, 119.5639 地図
流派
台湾道教と道壇体系
創建
創建年不詳、遅くとも明万暦三十二年(1604)以前にはすでに存在 · 1919年の修築の際、祭壇の下から「沈有容諭退紅毛番韋麻郎等」の碑が出土した。現存する建築は1922〜1923年、潮州出身の大工の棟梁藍木が主導して再建されたものである。
文化財指定
国定古跡(1983)

概説

澎湖天后宮は台湾・澎湖地域に現存する最古の廟であり、天上聖母を主祀する。創建年代は不詳であるが、1919年の大規模修築の際、祭壇の下から「沈有容諭退紅毛番韋麻郎等」の石碑が出土した。この碑は、明の万暦三十二年(1604)に明の将軍沈有容がオランダ東インド会社司令官ウェイブランド・ファン・ワールウェイク(韋麻郎)の艦隊を説得して退去させた事実を記したもので、台湾・澎湖に現存する最古の石碑であり、本廟が遅くとも明の万暦年間にはすでに存在していたことを裏付ける。1683年、施琅が澎湖で鄭氏軍を破った後に上奏して封号を請い、翌年康熙帝が媽祖に「天后」の号を加封したことで、廟名は天妃宮から天后宮へと改められた。「媽宮」(現在の馬公)という地名もこの廟に由来する。現存する建築は1922年から1923年にかけての再建によるもので、潮州出身の大工の棟梁藍木が主導し、五開間三進の構成を持ち、潮州様式が取り入れられ、木彫、彩色画、交趾陶、螭虎窓の技巧はいずれも精緻であり、台湾伝統廟宇建築の頂点をなす作品とみなされている。1978年には取り壊して建て替える計画が立てられたが、陳奇禄らの学者の強い反対により工事は中止され、1979年には「補修による旧観の保存」の方針に改められ、原形が保たれた。1983年12月28日に古跡(旧第一級)として公告され、現在は国定古跡である。

見どころ

  • 沈有容諭退紅毛番韋麻郎等碑(1604年)
  • 藍木が主導した潮州職人による再建
  • 台湾・澎湖第一の古廟
  • 「媽宮」の地名の由来