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大唐宗聖観記碑Stele Record of the Zongsheng Guan, Louguantai

種類
碑刻
所在地
中国 · 陝西 · 西安周至 · 楼観台(説経台一帯)
座標
34.0463, 108.2647 地図
流派
楼観道
創建
唐武徳九年(626) · 欧陽詢が撰文し書した隷書碑。現存する碑石は元代に改めて洗刻されたものであり、唐代の原石ではない
文化財指定
陝西省文物保護単位(1956、楼観台)道教全国重点宮観(1983年)

概説

『大唐宗聖観記』碑は唐の武徳九年(626年)に建てられ、欧陽詢が撰文し隷書で書丹したもので、欧陽詢の伝世作品の中でも珍しい隷書碑である。書法は円の中に方をおび、漢の『熹平石経』に取材し、『白石神君碑』に近い。碑高365センチメートル、幅112センチメートル、二十三行・行六十字で、碑文は道教が生まれた由来を記し、あわせて楼観の周の穆王から秦を経て唐に至るまでの建置沿革を追述しており、楼観道の系譜構築を研究する上での重要な文献である。注意すべき点として、現存する碑石は元代に改めて洗刻されたものであり、唐代の原石ではないため、使用の際にはその旨を説明すべきである。この碑にはもう一つ近代の逸話がある。日本の『朝日新聞』の題字にある「朝」「日」「聞」の三字はこの碑から集字されたものである。楼観台は1956年8月6日に陝西省文物保護単位に指定され、1983年に国務院により道教全国重点宮観と定められた。本碑自体が単独で国家級文物保護単位に指定されているかどうかについては明確な記載が見当たらない。母体となる宮観については「楼観台」の項を参照。

見どころ

  • 欧陽詢が撰文し隷書で書丹
  • 楼観の周秦から唐に至る建置沿革を追述
  • 現存するのは元代の洗刻本
  • 日本『朝日新聞』の題字集字の由来