台湾府城隍廟Taiwanfu City God Temple, Tainan
- 種類
- 宮観
- 所在地
- 中国台湾 · 台湾 · 台南市中西区 · 青年路133号
- 座標
- 22.992, 120.2091 地図 ↗
- 流派
- 台湾道教と道壇体系
- 創建
- 1669年(明永暦二十三年) · 当初は承天府城隍廟と称され、台湾最古の官建城隍廟である。1777年に台湾知府蒋元枢が大修を行い、四殿両廂房の構成を確立した。
- 文化財指定
- 国定古跡(1985年原公告第二級古跡、2005年昇格)
概説
台湾府城隍廟は明の永暦二十三年(1669)に建立され、当初は承天府城隍廟と称された、台湾最古の官建城隍廟である。清の統治開始後に現在の名に改められた。台湾府城隍威霊公を主祀し、その聖誕は旧暦五月十一日である。観音・地蔵、および文武判官、七爺八爺、二十四司などを配祀する。1693年の記録が現存する最古の修繕記録であり、乾隆四十二年(1777)には台湾知府蒋元枢が主導して大規模な修繕が行われ、四殿両廂房の構成が確立した。1907年の市区改正により廟埕が道路に組み込まれ、構成が縮小された。1997年から1999年の大修後は三殿両廂房式となり、門神の彩画は台南の名匠潘麗水の手による。廟の中で最も著名な文物は正殿に掲げられた「爾来了」の扁額(1937年、廖雨亭の題)と巨大な「大算盤」であり、両者はともに城隍信仰における「善悪には報いあり」という勧善の意匠を代表するものである。「爾来了」は台南天壇の「一」の字扁額、竹渓寺の「了然世界」の扁額とあわせて府城三大名匾と称される。1985年に第二級古跡として公告され、2005年の文化資産保存法改正後に国定古跡へと格上げされた。
見どころ
- 「爾来了」の扁額と大算盤
- 蒋元枢による1777年の大修
- 潘麗水による門神彩画
- 台湾最古の官建城隍廟