泉州清源山老君岩Laojun Rock, Qingyuan Mountain, Quanzhou
- 種類
- 石窟造像
- 所在地
- 中国 · 福建 · 泉州 · 豊沢区清源山南麓
- 座標
- 24.942, 118.6 地図 ↗
- 創建
- 宋代 · 北宋(一説には南宋)に天然の巨石に依って彫られ、もとは真君殿、北斗殿があったが明代に廃され、現在は造像のみが残る
- 文化財指定
- 清源山石造像 全国重点文物保護単位(1988)泉州:宋元中国の世界海洋商業貿易センター 世界文化遺産関連(2021)
概説
老君岩は中国に現存する最大の道教石彫像であり、宋代に天然の花崗岩の巨石を利用して老子の坐像に彫り上げたもので、高さ5.63メートル、幅8.01メートル、厚さ6.85メートルにおよぶ。老君は地に座し、左手は膝に置き右手は几に凭れ、髭眉は飄逸として、表情は安らかであり、衣の襞の線は流麗で、宋代彫刻の傑作とされる。造像はもと道観の中にあり、宋人はこれを「羽仙岩」と称したが、明代に観宇が失われて以降は今日まで露天に置かれている。清源山は泉州の名山であり、ほかにも宋元期の道教石刻「三清像」(碧霄岩、元代)及び大量の摩崖題刻が残る。老君岩は1988年、「清源山石造像」として全国重点文物保護単位に指定された。泉州は宋元期に「東方第一の大港」であり、その道教石刻は海上シルクロード時代における多元的な宗教の並存を物語っている。
見どころ
- 宋代の老君石像
- 碧霄岩の元代三清造像
- 摩崖題刻