花蓮勝安宮Hualien Sheng-An Temple
- 種類
- 宮観
- 所在地
- 中国台湾 · 台湾 · 花蓮県吉安郷 · 勝安村慈恵三街118号
- 座標
- 23.9773, 121.5844 地図 ↗
- 流派
- 台湾道教と道壇体系
- 創建
- 1949年 · 当初は茅葺きの小屋であった。伝承によれば1949年6月13日、西王母が間借り人蘇烈東の身に降臨して顕現し、その顕現の地に廟が建てられたとされる。
- 文化財指定
- 花蓮県民俗類無形文化資産(2013)
概説
勝安宮は花蓮吉安に位置し、虚空無極天上王母娘娘(西王母)を主祀する、台湾で最初に王母娘娘を主祀した廟であり、台湾全土における母娘信仰の発祥地である。伝承によれば1949年6月13日、西王母が間借り人であった蘇烈東の身に降臨して顕現したとされ、信者はその顕現の地に茅葺きの小屋を建てて奉祀した。1950年、理念の相違により、当初の信者集団は二派に分かれ、顕現の地の両側にそれぞれ「勝安宮」と「慈恵堂」の二大系統を発展させ、王母の金身と金炉をそれぞれ分掌した。母娘信仰は花蓮から台湾全土に広まり、分堂は千を超え、戦後台湾における新興宗教拡散の典型的な事例となった。廟は現在約六千五百坪の敷地を占め、北方宮殿式の建築様式を採り、三教を共に祀り、陰陽五行の観念に基づいて構成されている。三年に一度の小遶境、五年に一度の全県大遶境があり、「花蓮勝安宮王母娘娘遶境活動」は2013年7月17日に花蓮県の民俗類無形文化資産として登録された。花蓮県庁の公告文書はこれを道教信仰と称するが、学界では通常、台湾民間宗教における母娘信仰に分類される。
見どころ
- 台湾における王母娘娘信仰の発祥地
- 勝安宮と慈恵堂の分立
- 遶境活動(無形文化資産)