大龍峒保安宮DalongDong Baoan Temple, Taipei
- 種類
- 宮観
- 所在地
- 中国台湾 · 台湾 · 台北市大同区 · 哈密街61号、台北孔子廟の西側
- 座標
- 25.0736, 121.5155 地図 ↗
- 流派
- 台湾道教と道壇体系
- 創建
- 1742年(清乾隆七年) · 泉州同安籍の移民が創建し、香火は泉州同安の白礁慈済宮に由来し、廟名には「同安の人々を保佑する」という意が込められている。1805年に三殿構成が建てられ、現存する主体は1917年の重修によるものである
- 文化財指定
- 国定古跡(2018、1985年原公告第二級)UNESCOアジア太平洋文化遺産保存賞栄誉賞(2003)
概説
保安宮は泉州同安籍の移民によって清の乾隆七年(1742)に創建され、香火は泉州同安の白礁慈済宮に由来し、保生大帝呉夲を主祀する。廟名には「同安の人々を保佑する」という意が込められており、艋舺龍山寺、清水岩とともに台北三大廟門と並称される。1805年に三殿構成が建てられ、現存する主体は1917年の大修理によって成立した――この工事では、漳派の名匠・陳応彬と泉派の匠師・郭塔が「対場作」を行い技を競い、両側の木作の作風が互いに異なる結果となり、「良き工匠は継ぎ足しをせず」という銘が残されており、台湾における対場建築の代表例である。正殿の壁面には画家・潘麗水が1973年に描いた壁画七幅がある。1995年から2002年にかけて廟側の自費による修復が主導され、2003年にはユネスコのアジア太平洋文化遺産保存賞の優秀賞を受賞し、当時台湾で唯一受賞した民間団体であった。1985年8月19日にもとは第二級古蹟として公告されたが、2018年11月12日、艋舺龍山寺と同時に国定古蹟に格上げされた。毎年旧暦三月十五日の保生大帝聖誕にあたる「保生文化祭」は台北の重要な民俗祭典である。
見どころ
- 陳応彬と郭塔による対場作
- 潘麗水の壁画
- ユネスコ・アジア太平洋文化遺産保存賞(2003年)
- 保生文化祭