ホーム人物 › 許地山

許地山Xu Dishan

字・道号
筆名は落華生, 字は地山
時代
民国
生没年
1893 — 1941
役割
作家宗教学者
出身地
台南(祖籍は広東掲陽)

生涯

許地山、筆名は落華生。台湾台南の人で、現代の作家・宗教学者。アメリカのコロンビア大学、イギリスのオックスフォード大学に留学し、宗教史とサンスクリット語を研究し、燕京大学・香港大学の教授を歴任した。その『道教史』(上冊、1934)は、中国の学者が現代の学術的方法によって著した最初期の道教史の著作の一つで、主に道教が成立する以前の道家と方術の源流を論じ、あわせて西洋の宗教学理論を採り入れている。ほかに『扶箕迷信底研究』があり、社会学の視点から扶乩の現象を考察している。1941年、香港にて病没した。許地山は道教を独立した一宗教として研究することを主張し、その著作は後の傅勤家・陳国符らの道教史・文献研究に啓発を与えた。

業績と影響

  • 『道教史』上冊を著し、中国における現代道教史研究の草分けとなった
  • 宗教学の方法をもって扶乩など民間道教の現象を研究した
  • 道教を現代宗教学の比較の視野に組み入れた

著作

  • 『道教史』(上冊)
  • 『扶箕迷信底研究』
参考文献
  1. 《道教史》
  2. 维基百科"许地山"条目