大淵忍爾Ōfuchi Ninji
- 字・道号
- 大淵忍爾
- 時代
- 現代
- 生没年
- 1912 — 2003
- 役割
- 道教学者岡山大学教授
- 出身地
- 日本
生涯
大淵忍爾は日本の道教文献学者で、岡山大学名誉教授。敦煌道経と初期道教経典の研究で知られ、『敦煌道経目録編』(1978年)と『敦煌道経図録編』(1979年)を編み、敦煌道教写本を体系的に著録・影印したことは、敦煌道教文献研究の基礎的な工具書となった。著書に『道教史の研究』(1964年)、『初期の道教』(1991年)、『道教とその経典』(1997年)があり、『老子想爾注』、霊宝経目、天師道戒律などについて深い研究を行い、その『霊宝経』古経目の考証は広く引用された。晩年には『中国人の宗教儀礼』を編み、台湾正一科儀の資料を収めた。また『六朝唐宋の古文献に引かれた道教典籍目録』の編纂も主宰した。
業績と影響
- 『敦煌道経目録編』『図録編』を編み、敦煌道経研究の基礎を築いた
- 霊宝経と初期道教経典を考訂した
- 台湾正一科儀を記録した
著作
- 敦煌道経 目録編
- 敦煌道経 図録編
- 道教史の研究
- 初期の道教
- 道教とその経典
- 中国人の宗教儀礼
参考文献
- 维基百科(日文)"大淵忍爾"条目
- 《敦煌道经目录编》
- 王卡《敦煌道教文献研究》引述