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李栄Li Rong

字・道号
任真子, 東明観道士
時代
生没年
? — ?
流派
重玄派
役割
道教学者重玄学の代表
出身地
綿州巴西(今の四川綿陽)

生涯

李栄、唐初の道士。号は任真子、綿州の人。成玄英と並んで重玄学の二大家と称される。高宗の顕慶・龍朔年間(656—663)に長安の東明観に住し、たびたび勅命により宮廷の仏道論争に参加し、僧の慧立・義褒らと激しく論じ合った。その事跡は道宣の『集古今仏道論衡』に見える。また盧照鄰・駱賓王ら文人とも交わりを持ち、盧照鄰には彼に贈った詩がある。彼が撰した『老子注』(『道徳真経注』)は、敦煌残巻と『道蔵』のいずれにも存し、重玄双遣の趣旨をもって老子を解釈し、あわせて「道」の体は「虚極」であることを論じ、「因縁」「性命」の説を主張した。他に『西昇経注』がある。李栄は唐初四川における道教義学の伝統を代表する人物であり、また道士が宮廷論争の場で活躍した典型でもある。

業績と影響

  • 『老子注』は重玄学の代表的著作である
  • たびたび宮廷の仏道論争に参加し、唐初道教義学の一方を代表した

著作

参考文献
  1. 道宣《集古今佛道论衡》
  2. 维基百科:李荣
  3. 卢国龙《中国重玄学》
  4. 卿希泰主编《中国道教史》第二卷