梁仁庵Leung Yan-am
- 字・道号
- 道号仁庵
- 時代
- 清末民国
- 生没年
- 1861 — 1921
- 流派
- 全真教
- 役割
- 黄大仙祠創立者乩壇道長
- 出身地
- 南海(現在の広東仏山南海)
- 活動地
- 香港黄大仙祠(嗇色園)
生涯
梁仁庵は、広東南海出身、香港嗇色園黄大仙祠の創建者である。清の光緒年間、広州西関一帯で「普済壇」の扶乩に参加し、「黄大仙」の乩示を得て、1897年前後に番禺で黄大仙信仰を奉じる普慶壇を創設した。その後、時局の動乱により、1915年に黄大仙の画像を携えて香港へ渡り、1921年に九龍竹園で嗇色園を建立し、赤松黄大仙を奉祀した。同年死去し、その子梁鈞転らが引き続き運営した。嗇色園はその後、香港で最も著名な道教団体へと発展し、黄大仙信仰はこれによって香港・澳門、東南アジアおよび海外華人社会に広まり、香港道教の象徴となった。嗇色園は1921年の創建以来、次第に私的な道壇から公開の廟宇・慈善団体へと発展し、1956年より一般公開が始まったが、その歴史はまさに梁仁庵父子によって築かれたものである。
業績と影響
- 香港嗇色園黄大仙祠を創建
- 黄大仙信仰を広東から香港へ伝えた
- 嗇色園が私的な道壇から公開の廟宇へ発展する礎を築いた
伝説
黄大仙の乩示を得た経緯については、嗇色園の自述に見られるものであり、信仰上の叙事に属する。
参考文献
- 啬色园官方网站
- 游子安编《香江显迹:啬色园历史与黄大仙信仰》
- 维基百科"啬色园"条目