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雷思斉Lei Siqi

字・道号
字は斉賢, 号は空山
時代
生没年
1231 — 1303
流派
正一教
役割
道教学者易学者経注家
出身地
臨川(今江西撫州)
活動地
龍虎山

生涯

雷思斉、字は斉賢、江西臨川の人。宋末元初の学者である。宋の滅亡後、儒を棄てて道士となり、烏石観に居し、後に三十六代天師張宗演の招聘を受けて龍虎山で講学し、呉澄らと交わった。彼は『周易』と老学に専精し、『易図通変』『易筮通変』を著し、北宋以来の河図洛書の説に反対して、考証・弁別は厳密であった。また『老子本義』を撰し、理性的な態度で『道徳経』を解釈した。雷思斉の学問は、元代龍虎山正一道士における理性化・儒学化の一面を代表している。1303年に没した。その『老子本義』は諸家の旧注を参照し、あわせて儒家の義理を採り入れており、元代江西の理学の気風と関わりがあり、龍虎山が呉澄ら士大夫の影響のもとにあった学風を反映している。

業績と影響

  • 『易図通変』を著し、図書の学を考証した
  • 学者の立場から老子に注し、元代道教学術の代表となった
  • 龍虎山で講学し、正一教と理学の交流を促した

著作

  • 『易図通変』
  • 『易筮通変』
  • 『老子本義』
  • 『荘子旨義』(佚)
参考文献
  1. 《道藏》所收《易图通变》
  2. 钱大昕《补元史艺文志》
  3. 卿希泰主编《中国道教史》第三卷