ホーム人物 › 蔣叔輿

蔣叔輿Jiang Shuyu

字・道号
名は叔輿, 字は元甫(一作に元父), 号は石泉
時代
南宋
生没年
1156 — 1217
流派
霊宝派
役割
科儀大師編纂者
出身地
永嘉(今の浙江温州)

生涯

蒋叔輿、字は元甫。浙江永嘉の人で、南宋の霊宝派における著名な科儀家である。かつて地方の小官を務めたのち隠棲して修道し、王契真と同門の留用光に師事した。留用光が伝えた霊宝黄籙斎法を基礎とし、陸修静・張万福・杜光庭以来の斎儀の伝統を参照して、『無上黄籙大斎立成儀』五十七巻を編み、嘉定年間に成った。同書は体例が整然としており、黄籙斎の各次第における壇図・儀文・章表・符訣を逐一列挙し、宋以前の科儀文献からの引用を大量に付しており、現存する宋代黄籙斎儀の記録としては最も完備したもので、霊宝斎法の沿革を研究する上での核心的資料でもある。蒋叔輿自身は儀式の規範化と文献的根拠を重視しており、その態度は金允中に近い。

業績と影響

  • 『無上黄籙大斎立成儀』を編み、南宋の黄籙斎法を体系的に保存した
  • 唐宋の斎儀文献を整理・集成した
  • 整然とした体例により黄籙斎儀の次第を規範化した

著作

  • 『無上黄籙大斎立成儀』
参考文献
  1. 《道藏》所收《无上黄箓大斋立成仪》
  2. 任继愈主编《道藏提要》
  3. 卿希泰主编《中国道教史》第三卷