台北故宮博物院(道教文物のコレクション)National Palace Museum, Taipei
- 種類
- 博物館
- 所在地
- 中国台湾 · 台湾 · 台北市士林区 · 至善路二段221号(北部院区)
- 座標
- 25.1022, 121.5486 地図 ↗
- 創建
- 1925年10月10日、北京紫禁城にて成立/1965年11月12日、台北にて復院 · 所蔵品約699,150点(2025年12月現在)
概説
台北の国立故宮博物院は清宮の旧蔵を継承し、1925年10月10日に北京の紫禁城で成立した。文物は幾度も南遷・西遷を経て、1965年11月12日に台北で復院し、所蔵品は約69万9千点に及ぶ。道教関連の収蔵は書画・器物・図書文献の各部に散在しており、歴代の道釈人物画、道教を題材とする版画、法器と道経の写本・刊本などがあり、宮廷道教と道教美術を研究する上で重要な資源である。よく見られる二つの誤解を正しておく必要がある。北宋の武宗元(約980〜1050)が描いたとされる白描の道教神仙行列図『朝元仙仗図』は台北故宮の所蔵ではなく、一般にその所蔵機関はアメリカの個人コレクション(王己千の旧蔵系統)とされる。また『朝元仙仗図』の模本の可能性があるとされる『八十七神仙巻』も台北故宮にはない。明『正統道蔵』が台北故宮に所蔵されているかどうかは明確な記録が見当たらず、確認できるのは北京の白雲観が所蔵する明正統十年版『道蔵』五千四百八十五巻である。もう一点付記すると、故宮の文物は1936年以降、南京の朝天宮(道教の宮観の一つ)に一時保管されたことがあるが、これは保管場所であって所蔵品ではない。
見どころ
- 清宮旧蔵の道釈人物画と法器
- 所蔵品約69.9万点
- 『朝元仙仗図』は当館の所蔵ではない
- 1936年に南京朝天宮に一時保管