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スラバヤ福安宮Klenteng Hok An Kiong, Surabaya

種類
海外道観
所在地
インドネシア · 東ジャワ州 · スラバヤ(Surabaya) · Jalan Coklat No.2, Bongkaran, Pabean Cantian, Surabaya
創建
18世紀後期 · 一般に1830年前後の再建とされるが、創建年は今後の検討課題である
文化財指定
スラバヤ市文化遺産(Cagar Budaya)登録

概説

福安宮は泗水の唐人街に位置し、天上聖母(媽祖)を主祀とする、泗水の福建籍華人の主要な廟である。創建年については諸説あり、一般には十九世紀初頭の再建説が比較的信頼されている。建築は閩南式の三進合院で、屋根の剪瓷、石彫の龍柱、木彫の梁枋が揃い、廟内には清代の扁額・銅鐘・神輿が保存されている。泗水は東ジャワ最大の港であり、十九世紀には華人が製糖業・海運業・商貿を営み、媽祖信仰は航海貿易とともに盛んになった。廟は現在インドネシアの法律により三教廟体系に登録されている。毎年媽祖聖誕(旧暦三月二十三日)と元宵節が廟の大祭であり、遊神の行列が唐人街を練り歩く。この廟は洪天軒、文廟(Boen Bio)と同じく泗水旧市街に位置し、三者はそれぞれ民間信仰・三教混融・孔教という異なる取向に属しており、インドネシア華人宗教の分化を観察する好個の事例となっている。

見どころ

  • 泗水福建籍華人の主要な廟、主祀神は天上聖母
  • 閩南式三進合院、清代の扁額・銅鐘・神輿を保存
  • 十九世紀泗水華人の製糖業・海運業・商貿活動を反映
  • 洪天軒・文廟と同じく旧市街に位置し、華人宗教の三つの取向を示す
  • 創建年は今後の検討課題