シンカワン大伯公廟Klenteng Tri Dharma Bumi Raya, Singkawang
- 種類
- 海外道観
- 所在地
- インドネシア · 西カリマンタン州 · シンカワン(Singkawang) · Jalan Diponegoro, Singkawang Tengah
- 創建
- 1878 · 一般に1878年とされ、シンカワン最古の華人廟である。
- 文化財指定
- シンカワン Cap Go Meh はインドネシア国家級観光祭事に指定
概説
大伯公廟(正式名 Vihara/Klenteng Tri Dharma Bumi Raya)は1878年に建立され、シンカワン最古の華人廟であり、都市のランドマークでもある。シンカワンは人口の過半を華人が占め、廟の密度はインドネシア全土で最も高く、「千の廟の街」と称される。客家出身者が多い。当廟は大伯公(福徳正神)を主祀とし、市全体の元宵節(Cap Go Meh)祝祭における儀礼の中枢をなす。元宵前夜、各地の「タトゥン」(tatung、すなわち乩童であり、華人の童乩とダヤック族のシャーマニズムの双方に由来を持つ)が廟前に集まり大伯公に伺いを立てて神令を受け、その後市内各所に赴いて「洗街」(cuci jalan、街を清める)の駆邪儀礼を行う。元宵当日の巡行では、タトゥンが鉄串で頬を貫いたり刃物の輿に座ったりして、神が憑依した状態を示す。2025年には七百人余りがタトゥンとして参加した。この習俗は華人の乩童の伝統とダヤック族の霊媒文化を融合させたものであり、インドネシアにおける民族融合の典型的な事例であって、現在では国家級の観光祭事となっている。廟はインドネシアの法律に基づき三教廟の体系に登録されている。
見どころ
- 1878年建立、シンカワン最古の華人廟であり地標
- シンカワンは華人が人口の過半を占め、廟の密度はインドネシア全土で最高、「千の廟の街」と称される
- 元宵節(Cap Go Meh)タトゥン(tatung)儀礼の中枢
- タトゥンは華人の乩童とダヤック族の霊媒文化を融合させたもの
- 2025年には七百人余りがタトゥンとして参加し、国家級の観光祭事となっている