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シンガポール同済医院旧址Thong Chai Medical Institution (Old Building), Singapore

種類
海外道観
所在地
シンガポール · シンガポール · 牛車水(チャイナタウン) · 50 Eu Tong Sen Street(旧址)
座標
1.2874, 103.8437 地図
創建
1867 · 1867年に同済医社として創立、1892年に永錫街に現存する建物が建立された
文化財指定
シンガポール国家古跡(National Monument、1973年11月6日)

概説

同済医院は1867年、七人の華商によって創立された、シンガポール最古の華人慈善中医機構であり、1892年に永錫街(現在のユスフ・イサ街)に会館式の建物が建てられた。堂内には神農大帝(薬王)が祀られ、診察や施薬の前後に信徒の多くはまず香を焚いて祈祷しており、華人の医薬と神明信仰が織り合わさった伝統を体現している。このほか建物は長らく華人コミュニティの議事・調停・募金の場としても用いられてきた。ここで明確にしておくべきは、同済医院の性質は慈善医療とコミュニティ組織であり、神農を祀るのはあくまで付随的なものであって、決して道教の宮観ではないということである。収録の趣旨は、南洋華人における「善堂―廟宇―医療」三位一体の社会形態を示すことにある。建築は南方の広東式と閩式が混合した様式で、1973年11月6日にシンガポール国家古跡に指定された。旧址は現在別の用途に供されており、病院業務はすでに新址に移って継続されている。

見どころ

  • 1867年創立、シンガポール最古の華人慈善中医機構
  • 1892年建立の会館式建築、1973年に国家古跡指定
  • 神農大帝を祀り、医薬と神明信仰が交織
  • 性質は慈善医療とコミュニティ組織であり、道教の宮観ではない