シンガポール崇文閣Chong Wen Ge, Singapore
- 種類
- 海外道観
- 所在地
- シンガポール · シンガポール · 直落亜逸(Telok Ayer) · 168 Telok Ayer Street、天福宮の東側
- 座標
- 1.2814, 103.8475 地図 ↗
- 創建
- 1849 · 1849年建立、1852年落成碑記。天福宮の董事による発起・建立
- 文化財指定
- シンガポール国家古跡(天福宮に付随、1973年7月6日)
概説
崇文閣は1849年に建立され、天福宮の東側に位置する、シンガポール最古の華文教育機構の一つであり、天福宮の董事陳金声ら福建籍の僑領によって発起・建立された。文昌帝君を祀るとともに義学を附設していた。廟学一体は清代の閩粤地方社会における常制であり、移民はこれをそのまま南洋に移植した。文昌帝君は科挙功名を主司する神であり、その祠はしばしば書院・義学を兼ね、崇文閣はその典型である。1852年の落成碑記には寄付者の題名録が詳しく記されており、初期華人社会の文教組織を研究する重要な史料である。天福宮建築群の一部として、天福宮とともに1973年7月6日にシンガポール国家古跡に指定された。ここで説明しておくべきは、崇文閣の性質が文教機構兼文昌祠であり、文昌帝君信仰は道教の神譜に取り込まれてはいるものの、その社会的機能は主として科挙文教であって斎醮修持ではなく、そのまま道観と称するのは適切でないということである。
見どころ
- 1849年建立、シンガポール最古の華文教育機構の一つ
- 文昌帝君を祀り義学を附設、廟学一体
- 陳金声ら福建僑領の発起・建立
- 1852年落成碑記に寄付者題名録を記載
- 天福宮建築群の一部として国家古跡に指定(1973年)