ホーム聖地 › サンダカン三聖宮

サンダカン三聖宮Sam Sing Kung Temple, Sandakan

種類
海外道観
所在地
マレーシア · サバ州 · サンダカン(Sandakan) · Jalan Singapura、サンダカン市街
創建
1887 · サバ州に現存する最古の華人廟の一つ
文化財指定
サバ州文化財建築登録(詳細は今後の確認を要する)

概説

三聖宮は1887年の建立で、サバ州に現存する最古の華人廟の一つであり、サンダカン市街に位置する。「三聖」とは関聖帝君・観音娘娘・文昌帝君を指し、それぞれ忠義・慈悲・文運に対応する。これは十九世紀の華人移民社会が商業上の信用・生死の慰藉・子弟の功名という三重の需要を兼ね備えた組み合わせであり、きわめて代表的なものである。サンダカンは北ボルネオ・チャータード会社(British North Borneo Company)の時代には首府かつ主要な港であり、華人は伐木・煙草・貿易に多く従事していた。この廟は当時の華人社会の信仰と議事の中心であった。廟内には開埠時期の扁額と碑記が保存されている。第二次大戦末期にサンダカンは連合軍の爆撃を受け、市街はほぼ廃墟と化したが、この廟は数少ない戦前建築の生存例である。華人民間信仰の廟であり、道教教団の宮観ではない。

見どころ

  • 1887年建立、サバ州に現存する最古の華人廟の一つ
  • 関聖帝君・観音娘娘・文昌帝君を合祀
  • 北ボルネオ・チャータード会社時代のサンダカン華人社会の信仰と議事の中心
  • 第二次大戦末期のサンダカン爆撃で生き残った数少ない戦前建築
  • 開埠時期の扁額と碑記を保存