ホーム聖地 › ポートランド至孝篤親公所神壇(綏靖伯)

ポートランド至孝篤親公所神壇(綏靖伯)Gee How Oak Tin Association Shrine, Portland

種類
海外道観
所在地
米国 · オレゴン州 · ポートランド · ポートランド至孝篤親公所の会楼内にあり、具体的な番地は確認できていない。
創建
1904 · ポートランド分会は1904年に成立した。神壇の銅製香炉には1904年の紀年が刻まれている。

概説

至孝篤親公所は陳・胡・袁の三姓による連宗組織であり、その守護神は綏靖伯である——本名は陳仲真、十二世紀の広東台山出身の武官で、1844年に清朝から「綏靖伯」の号を勅封された。郷土の守護神であると同時に疫病除けの神としての役割も兼ね備えており、台山籍移民に特有の地方神であって、北米の華人宗教の中で関帝・天后とは独立した一つの信仰の系統をなしている。ポートランド分会は1904年に成立し、神壇は設立以来今日まで供養が続けられており、銅製の香炉にはその封号と1904年の紀年が刻まれている。会内にはほかに、1888年に鋳造され「綏靖伯廟」の銘文が刻まれた廟の鐘が一口所蔵されており、19世紀のポートランドあるいはその近郊に確かに独立した綏靖伯廟が存在したことを証明している。その廟は今日すでに現存しない。この神壇は宗親会の私壇に属し、一般には公開されておらず、北米における綏靖伯信仰が最も完全な形で保存されている事例の一つである。

見どころ

  • 台山の地方神、綏靖伯(陳仲真)を主祀とする
  • 神壇は1904年から今日まで供養が続けられている
  • 1888年の「綏靖伯廟」銘文が刻まれた廟の鐘を所蔵
  • 19世紀のポートランドにかつて独立した綏靖伯廟があったことを証明する