ポンティアナック関帝廟Klenteng Kwan Tie Bio, Pontianak
- 種類
- 海外道観
- 所在地
- インドネシア · 西カリマンタン州 · ポンティアナック(Pontianak) · Jalan Diponegoro, Pontianak
- 創建
- 19世紀 · 一般に1820年代前後に遡るとされるが、正確な年代は要考証。
概説
坤甸関帝廟は西カリマンタン州の州都ポンティアナック市街にあり、関聖帝君を主祀とし、現地の華人社会における主要な廟である。西カリマンタンはインドネシアで華人比率が最も高い州であり、客家と潮州出身者が多い。その社会の歴史は十八世紀の金鉱「公司」(コンシー、kongsi)時代に遡ることができる——蘭芳公司(1777〜1884)などの華人自治組織がこの地で金鉱を経営し、準政権とも言うべき組織を形成しており、海外華人史上きわめて特異な事例である。当廟はこの公司時代以降の華人社会組織の延長線上にある。廟内には観音・天上聖母・福徳正神なども配祀される。スハルト時代に仏教のヴィハーラとして登録し直されたが、2000年以降に華人廟の名称を回復した。ポンティアナックの華人は今日に至るまで元宵の遊神(神輿巡行)と龍舞・獅子舞の伝統を保っており、近隣のシンカワンとともに西カリマンタンにおける華人信仰の中心地域を形成している。創建年については信頼できる記録がない。
見どころ
- 西カリマンタン州都ポンティアナックの主要な華人廟で、関帝を主祀とする
- 西カリマンタンはインドネシアで華人比率が最も高い州
- 十八世紀の金鉱「公司」(蘭芳公司など)時代の社会的伝統を継承する
- スハルト時代に仏教ヴィハーラとして登録し直された
- 創建年について信頼できる記録がない