ペナン海珠嶼大伯公廟Hai Choo Soo Tua Pek Kong Temple, Tanjung Tokong, Penang
- 種類
- 海外道観
- 所在地
- マレーシア · ペナン州 · タンジュン・トコン(Tanjung Tokong) · Jalan Tanjung Tokong、海珠嶼岬
- 創建
- 18世紀後期頃 · 1792年、マラッカの華人李次が石香炉を献じた。一説にはそれ以前にすでに張理の墓の傍らに小祠が立てられていたともいうが、確切な創建年は考証できない
概説
海珠嶼大伯公廟はタンジュン・トコン岬に位置し、「海珠」はその地の閩南における旧称である。この廟に祀られる大伯公は客家の先駆者張理と伝えられ、丘兆進・馬福春とともに「三伯公」と併称され、マレーシアの大伯公(福徳正神)信仰の源流とされる場所であり、一般にマレーシア全土で最古の大伯公廟とみなされている。確証しうる最古の物証は1792年にマラッカの華人李次が献じた石香炉であり、その時期はイギリスが1786年に正式にペナンを占領してからほどない頃にあたる。それ以前、当地にはすでに張理の墓の傍らに小祠があったとの説もあるが、確切な創建年は考証できず、巷間に流布する具体的な年代の多くは文献の裏づけを欠く。廟は客家五属(嘉応・恵州・増龍・大埔・永定)からなる建徳堂(大伯公会)によって管理されている。毎年正月十四日の夜には「請火」(Chneah Hoay)の儀式が行われ、炉火の形をもって翌年の商運の豊凶を占う、ペナンで最も特色ある歳時祭儀である。性質としては華人の民間信仰の廟であり、道教の教団宮観ではない。
見どころ
- マレーシア大伯公信仰の源流であり、マレーシア全土で最古の大伯公廟と公認される
- 1792年マラッカの李次が献じた石香炉が確証しうる最古の物証
- 客家の先駆者張理を祀り、丘兆進・馬福春とともに三伯公と称される
- 客家五属からなる建徳堂(大伯公会)が管理
- 正月十四日夜の「請火」(Chneah Hoay)で商運を占う