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オロビル列聖宮Oroville Chinese Temple

種類
海外道観
所在地
米国 · カリフォルニア州 · オロビル(Oroville) · 1500 Broderick St
座標
39.5136, -121.5608 地図
創建
1863年 · 現存するレンガ造は三代目の廟で、前二代の木造はいずれも火災で焼失。1937年にオロヴィル市へ譲渡され、1949年7月に博物館として再開。
文化財指定
アメリカ国家史跡登録簿NRHP(1976年、登録番号76000478)California Historical Landmark #770

概説

オロヴィル列聖宮は1863年に建立された、諸神を合祀する民間信仰の廟である。現存するレンガ造は地元華人コミュニティが建てた三代目の建物で、前二代の木造建築はいずれも火災で焼失した。レンガはカリフォルニア州パーマー(Palermo)産のものが用いられた。伝承によれば建廟資金は同治帝と孝哲毅皇后の寄進によるとされ、清朝が海外華人コミュニティに関心を寄せた稀少な記録である。19世紀後期、この地域には金鉱採掘のために来た華人が約一万人おり、この廟は彼らの宗教・社交の中心であった。1937年、地元の華人一族は建物群をオロヴィル市に譲渡し、博物館の建設、廟の祭祀の維持、中華文化の公衆への普及という三つの条件を付した。1949年7月に博物館として再開し、今日までその約定を履行し続けており、華人遺産がコミュニティから公共機関へ移管されながらも信仰機能を保持した事例である。カリフォルニア州史跡第770号に指定され、1976年7月30日に米国国家史跡登録財(登録番号76000478)に登録された。

見どころ

  • 同治帝と孝哲毅皇后の寄進と伝えられる
  • 1937年に条件付きで市へ譲渡
  • 1949年に博物館として再開
  • NRHP(1976)登録