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長崎唐人屋敷土神堂・天后堂・観音堂Tojin Yashiki Shrines, Nagasaki

種類
海外道観
所在地
日本 · 長崎県 · 長崎市 · 館内町:土神堂16-17、観音堂5-14、天后堂18-5
創建
土神堂1691年(元禄四年)/天后堂1736年(元文元年)/観音堂1737年(元文二年) · 現存する三堂はいずれも後世の火災後に再建されたもの。1974年10月15日、福建会館前門とあわせて長崎市指定史跡に指定された
文化財指定
長崎市指定史跡(1974年)

概説

唐人屋敷は江戸時代の鎖国期(1689年以降)に清商が長崎で居留した地区であり、その堂群は日本に唯一現存する唐人街の道教・民間信仰の堂宇群である。土神堂は1691年に幕府の許可を得て石祠が建てられ、三堂の中で最も早いものであり、土地神を奉じている。これは閩粤商人の職業神信仰を反映している。天后堂は『長崎名勝図絵』によれば南京商人によって1736年に建立が始まったとされ、媽祖を奉じている。観音堂は1737年に建立され、観音菩薩を奉じており、仏教に属する。唐船が入港する際には「菩薩揚」、出港する際には「菩薩乗」という儀礼が行われ、船上の媽祖神像を陸に迎え送りして奉祀するもので、長崎の唐船貿易における中核的な儀礼であり、また媽祖信仰が海上貿易とともに伝播したことの直接的な証拠でもある。三堂の現存する建物はいずれも後世の火災の後に再建されたものであり、1974年10月15日、福建会館の前門とあわせて長崎市指定史跡に指定された。

見どころ

  • 日本に唯一現存する唐人街の道教堂宇群
  • 土神堂(1691)が最も早い
  • 唐船の「菩薩揚」儀礼
  • 長崎市指定史跡(1974)