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ミリ大伯公廟Tua Pek Kong Temple, Miri

種類
海外道観
所在地
マレーシア · サラワク州 · ミリ(Miri) · Jalan China、美里旧市街
創建
20世紀初頭 · 一般に1913年前後、美里の石油採掘に伴って建立されたとされる。確切な年代については信頼できる記録を欠く

概説

美里大伯公廟は美里旧市街の唐人街に位置し、一般に1913年前後にさかのぼるとされる。美里では1910年にサラワク初の油井が掘り当てられ(現在の「グランド・オールド・レディ」油井)、石油採掘に伴って集まった華人労働者と商人たちが社会を形成し、この廟はその背景のもとで建てられた。大伯公(福徳正神)を主祀し、あわせて天后・関帝・観音を奉祀する。廟はたびたび改修を経ており、現存する建築は比較的新しく、屋根の剪瓷装飾と彩色画は近数十年間に施されたものである。この廟の意義は、サラワクの華人集落と植民地経済(石油・伐木・胡椒)との共生関係を示す点にある。廟の分布はほぼ産業拠点の分布と一致する。華人民間信仰の廟である。創建年および初期の沿革については信頼できる文献を欠くため、本項では断定を避ける。

見どころ

  • 1910年代の美里の石油採掘に伴って形成された華人社会とともに建立
  • 大伯公を主祀し、あわせて天后・関帝・観音を奉祀
  • サラワクの華人集落と植民地産業との共生関係を示す
  • 現存する建築は近数十年間の改修によるもので、創建年は未詳