ホーム聖地 › ロサンゼルス玄武山廟

ロサンゼルス玄武山廟Xuan Wu San Temple, Los Angeles

種類
海外道観
所在地
米国 · カリフォルニア州 · ロサンゼルス · 1305 N Broadway, Los Angeles, CA 90012、ロサンゼルス新華人街の北端
座標
34.0697, -118.2323 地図
創建
1980年代 · アメリカの非営利組織登録名は Xuan Wu San Buddhist Association(玄武山仏教会)、EIN 95-4049115

概説

ロサンゼルス玄武山廟は新華人街の北端、ブロードウェイ大通りに位置し、廟名は広東陸豊碣石の玄武山元山寺に由来する。祖廟の元山寺は南宋の建炎元年(1127)に創建され、当初は「北極玄武・元天上帝」を祀る小廟であったが、明の万暦五年(1577)、碣石衛総兵の侯継高が拡張を主宰し、主殿は玄天上帝像を上に、釈迦牟尼像を下に配し、釈道が合流し道仏が同殿するという国内でも珍しい配置となっており、2001年に第五次全国重点文物保護単位に指定された。ロサンゼルスの本廟はこの「玄武山」の名を踏襲している。玄天上帝信仰の団体が編纂した海外廟宇名録の記載によれば、廟内では玄天上帝を主祀し、信徒の多くは平安を祈り災いを解くために訪れるという。アメリカ側の非営利登録名と地元の英語ガイドでは仏教団体に分類されており、廟内の掲示は中国語・ベトナム語・タイ語を併記しており、1970年代以降にインドシナ半島を経て転々とアメリカに渡った潮汕・海陸豊系華人社会の背景を反映している。これは祖廟における釈道並祀の伝統と一致する。なお、本条における主祀神の判定は信仰団体の名録と祖廟の法脈にもとづくものであり、学術的な著録や実地の神位記録がまだ不足しているため、実地確認の上で補正することが望ましい。

見どころ

  • 廟名は広東陸豊碣石玄武山元山寺(全国重点文物保護単位、2001)に由来
  • 祖廟の主殿は玄天上帝を上に、釈迦牟尼を下に配し、釈道が合流する
  • 玄天上帝信仰名録の記載によれば玄天上帝を主祀
  • 中・越・泰三言語を併記し、インドシナ半島系華人移民の背景を反映
  • 主祀神の判定はなお実地確認を要する