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京都赤山禅院(泰山府君)Sekizan Zen-in, Kyoto

種類
海外道観
所在地
日本 · 京都府 · 京都市左京区 · 修学院開根坊町18。比叡山延暦寺の塔頭
座標
35.0559, 135.8013 地図
創建
888年(仁和四年) · 天台座主安慧が円仁の遺志を実現するために建立。天台宗の寺院でありながら道教の神を主祀する

概説

赤山禅院は888年、天台座主安慧によって創建され、泰山府君(日本では赤山大明神と称される)——道教の冥界を司る主神であり、司命司禄の神——を主祀する。その由緒は、円仁が入唐求法の際、登州赤山法華院において神の加護を受けたことにあり、帰国後、赤山明神を祀ることを遺言し、弟子の安慧が院を建ててこれを実現した。天台宗はこれに基づいて「泰山府君祭」を発展させ、後に安倍晴明ら陰陽師に受け継がれ、日本の陰陽道における延命祭法の中核となった。これは道教の神が仏教を媒介として日本の国家宗教体系に入った重要な事例である。禅院は京都御所の東北、「表鬼門」に位置し、拝殿の屋根には神猿の像が置かれ、御所の猿ヶ辻の猿像と呼応して鬼門を封じ鎮める役割を担っている。都七福神の福禄寿の札所であり、紅葉と「へちま加持」で知られる。明確にすべき点として、これは仏教天台宗の寺院が道教の神を奉祀するものであり、仏道習合に属し、道教教団ではない。

見どころ

  • 泰山府君を主祀
  • 円仁と登州赤山法華院の由緒
  • 泰山府君祭と陰陽道
  • 京都御所の表鬼門を鎮護