済瀆廟碑刻群(済瀆北海廟)Stele Cluster of Jidu Temple, Jiyuan
- 種類
- 碑刻
- 所在地
- 中国 · 河南 · 済源 · 済瀆大道1396号。敷地面積86,255平方メートル、宋代から清代の建築23棟
- 座標
- 35.1092, 112.5764 地図 ↗
- 創建
- 隋開皇二年(582)創建。唐貞元十二年(796)に北海祠を増築 · 1996年11月20日、第四批全国重点文物保護単位に指定(第107項)
- 文化財指定
- 第四次全国重点文物保護単位(1996)
概説
済瀆廟は正式名称を済瀆北海廟といい、隋の開皇二年(582)に創建が始まり、唐の貞元十二年(796)に北海祠が増築され、四瀆の神を祀る廟のなかで規模最大かつ保存状態が最も完全なものである。廟の敷地面積は86,255平方メートルにおよび、宋代から清代にかけての建築23棟が現存しており、「甲」字形の配置をとる。すなわち前方に済瀆廟、後方に北海祠、東に御香院、西に天慶宮を配する。その寝宮は北宋の開宝六年(973)に建てられ、河南に現存するわずか二棟の宋代木造建築の一つである。龍池のほとりには中国で唯一完全な形で残る宋代の単勾欄の実物が存在する。廟内には歴代の碑刻が非常に多く、隋唐から明清に至る国家の水神祭祀制度と道教科儀との交渉を記録している。2003年の緊急修復工事において、北宋熙寧元年(1068)に宋神宗が使者を遣わして投じさせた投龍玉簡が出土した。投龍簡とは道教が名山大川に信物を投じて祈福する科儀の遺物であり、この簡は国家祭祀と道教投龍儀礼が合流したことを示す直接の証拠であり、とりわけ価値が高い。1996年11月20日、第四批全国重点文物保護単位に指定された。
見どころ
- 四瀆の神を祀る廟のなかで規模最大かつ保存最完全
- 北宋熙寧元年の投龍玉簡
- 北宋開宝六年の寝宮木造建築
- 中国で唯一完全な宋代単勾欄