ジャカルタ安恤大伯公廟Klenteng Ancol (Vihara Bahtera Bhakti), Jakarta
- 種類
- 海外道観
- 所在地
- インドネシア · ジャカルタ特別州 · 北ジャカルタ Ancol · Jalan Pantai Sanur, Ancol, Jakarta Utara
- 創建
- 17世紀 · 廟の沿革では1650年前後とされるが、正確な年代を裏付ける独立した文献は欠く。
概説
アンチョル(Ancol)大伯公廟は北ジャカルタの海浜に位置し、廟の沿革では17世紀半ばの創建とされる。この廟の最も特異な点は祭祀対象の多元性にある。大伯公(福徳正神)と観音のほか、廟の区域内にはイスラームの聖墓(keramat)があり、鄭和の船団に随行した者の墓と伝えられ、華人ムスリムと非ムスリムがともに参詣し、華人民間信仰とイスラームの聖墓崇拝が並存する形をなしている。この現象はジャワ北岸の沿海都市(スマラン、チルボン、アンチョル)に多く見られ、鄭和の記憶と在地化したイスラームとの交錯を反映する。スハルト政権期には仏教のヴィハーラとして登記され直し、法定名称は Vihara Bahtera Bhakti である。廟の年代と初期の沿革については信頼できる文献を欠くため、本項では断定を避ける。
見どころ
- 北ジャカルタ海浜の大伯公廟
- 廟の区域内にイスラームの聖墓(keramat)が並存し、鄭和随員の墓と伝えられる
- 華人民間信仰とイスラームの聖墓崇拝が並存する
- 法定名称は Vihara Bahtera Bhakti
- 創建年代については独立した文献による裏付けを欠く