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インニスフェイル列聖宮Lit Sung Goong (Innisfail Temple), Innisfail

種類
海外道観
所在地
オーストラリア · クイーンズランド州 · インニスフェイル(Innisfail) · 北クイーンズランド イニスフェイル。現在はInnisfail Templeと称し、旧称はJoss House
創建
1940年代に再建 · 前身の廟は1918年のハリケーンで失われた。再建に際して十九世紀の元来の神像と陳設が保持された

概説

イニスフェイル列聖宮(列聖とは諸神の意)が位置する北クイーンズランドのサトウキビとバナナの産地では、1883年前後、ケアンズ、ポート・ダグラス、イニスフェイルおよびアサートン一帯の人口の半数以上が華人であり、多くは四邑や客家地区の出身で、栽培、伐採、採鉱を生業としていた。旧廟は1918年のハリケーンで失われ、現存する建物は1940年代の再建になるが、再建に際して十九世紀の原廟の神像、神卓、香炉、扁額などがまとめて移されたため、建物は新しくとも陳設は古い。廟内には列聖の諸神のほか侯王も祀られており、アサートンの侯王廟とともに北クイーンズランドにおいて珍しい侯王信仰の分布拠点をなす。この廟はクイーンズランドに現存する三座の早期華人廟の一つであり、今なお地元の華人コミュニティによって維持され一般に公開されており、華人農業移民コミュニティの民間信仰の場である。

見どころ

  • クイーンズランドに現存する三座の早期華人廟の一つ
  • 旧廟は1918年のハリケーンで失われ、1940年代に再建
  • 十九世紀の原廟の神像と陳設を保持
  • 侯王も併せ祀り、アサートンの侯王廟と呼応