東華三院文武廟(上環)Man Mo Temple, Sheung Wan
- 種類
- 宮観
- 所在地
- 中国香港 · 香港 · 香港島上環 · 荷李活道124—126号。古跡の範囲は124—126、128、130号の三棟(文武廟、列聖宮、公所)を含む
- 座標
- 22.284, 114.1502 地図 ↗
- 創建
- 約1847〜1862年の間に落成 · 華商盧亜貴、譚亜才らが発起して建立。公的な文献では年代を幅で記すが、民間ではしばしば1847年単独で記される。1908年の『文武廟条例』後、東華医院の管理に移った
- 文化財指定
- 香港法定古跡(2010)香港無形文化遺産リスト「文武廟秋祭」(2014)
概説
上環文武廟はおよそ1847年から1862年の間に落成し、華商の盧亜貴、譚亜才らが発起して建立され、文昌帝君と関聖帝君(「文武二帝」)を主祀する。開埠初期、香港政庁はここで華人が「鶏の首を斬り、黄紙を焼く」方式で紛争の仲裁を宣誓することを認めており、廟の一角にある「公所」は議事・紛争調停の場であった。そのため文武廟は準司法的機能と地域統治の機能を兼ね備えていた。1851年、豚肉業者が一対の石獅子を寄進し、1880年より傍らの中華書院で無料の義学が開かれた。1908年に『文武廟条例』が可決され、廟は東華医院(今の東華三院)の管理下に置かれ、廟の収益は興学と慈善に充てられることとなった。建築は清代の花崗岩の門枠、陶塑の屋根飾り、金箔の木彫神龕を今に伝えており、殿内に吊るされた巨大な塔香が象徴的な景観となっている。2010年11月12日に香港法定古跡に指定され、東華三院は1957年より毎年秋祭を行っており、2014年に香港最初の無形文化遺産リストに収録された。
見どころ
- 文武二帝の神龕
- 巨大な塔香
- 列聖宮と公所
- 文武廟秋祭(無形文化遺産リスト)